シルエットの種類を知ろう!

by LIN
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シルエットとは?

シルエットとは、衣服を全体的に見たときのアウトライン(輪郭)のことを指します。
名称は色々あり、「~ライン」といいます。
こちらは基本のシルエットを紹介していきたいと思います!


シルエットの種類

基本のシルエット19種類を見ていきましょう!

スリムライン (slim line)

適度にボディラインにフィットしたほっそりとしたシルエット。

ナチュラルライン (nature line)

ボディラインを誇張せず、自然なシルエット。

フィット アンド フレアリアン (fit and flare line)

上半身をフィットさせ、ウエストでしぼり、下半身にフレアーを入れ、裾の広がったシルエット。

ストレートライン (staight line)

ボディラインを強調しない、シンプルで直線的なシルエット。

ボックスライン (box line)

肩幅の広い箱形、寸胴形のシルエット。

H ライン (H line)

アルファベットのHに似た筒型のように全体的に細めのシルエット。

1954年、Christian Diorが発表したシルエット。

A ライン (A line)

アルファベットのAの字のように、肩幅が狭く、裾の広がったシルエット。

1955年、Christian Diorが発表したシルエット。

テントライン (tent line)

肩から裾に向かってテントのように広がっていき、フレアが入ったシルエット。

V ライン (V line)

アルファベットのVに似た逆三角形のシルエット。広めの肩幅から、裾の方に向かってだんだん細くなるシルエット。

Y ライン (Y line)

アルファベットのYのように肩幅が広く、腰のくびれを強調し、細めのスカートのシルエット。

プリンセスライン (princess line)

肩から裾に向かって二つの縦の切替え線を入れ、上半身をフィットさせ、ウエストでしぼり、下半身に広がりのあるシルエット。

ロングトルソーライン (long torso line)

身頃はボディラインに沿って、胴が長く、緩みのあるローウエストのシルエット。

チューリップライン (tulip line)

チューリップのように、上半身は滑らかな肩線と胸元がふっくらとした形で、ウエストをしぼり、下半身にフィットした細いスカートのシルエット。

アワーグラスライン (hourglass line)

砂時計 (アワーグラス) のように、上半身を張り出し、ウエストでしぼり、曲線的なシルエット。

トランペットライン (trumpet line)

全体にスリムで、スカートの裾がトランペットのように広がっていくシルエット。

スピンドルライン (spindle line)

紡錘 (スピンドル、糸巻きのこと) のように、衣服の中央の部分が膨らみ、肩と裾の方に向かって細くなるシルエット。

1957年、Christian Diorが発表したシルエット。

バブルライン (bubble line)

シャボン玉のように丸くふっくらとしたシルエット。

ベルライン (bell line)

釣鐘のように、ウエストが細く、腰回りが膨らみ、裾が軽く広がったシルエット。

チュニックライン (tunic line)

チュニックに似た、筒型で膝辺りまでの七分丈の上着を着用しているように見られるシルエット。


いかがでした?洋服のシルエットはいっぱいあって、ボディラインに合わせて異なるスタイルや個性が出せるんですね!ファッションショーの作品がどんなシルエットなのか観察してみて、今度はあなたが斬新なシルエットを提案してくれるかもしれませんね!

*画像は”文化ファッション大系 ファッション流通講座➎ コーディネートテクニック アパレル編I (商品知識)”により使わせていただいています。

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